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古田ラジオの婚活研究所

フリーライター/婚活アナリスト・古田ラジオの婚活に特化したブログ。婚活に関する「実践的攻略情報」を発信していきます。

Oggiの結婚特集読んだ

4月28日発売のOggi6月号は「みんなの『結婚』」と題して結婚特集。Oggiは割と結婚特集に力をいれているイメージがありますが、今回も結構読みごたえがありました。

  • 再会スピード婚、アプリ婚、国際結婚…「結婚しない場合」まで考える隙のなさ

今回は小学館の女性誌6誌(CanCamAneCanOggi、Domani、Precious)が共同で立ち上げている「しごとなでしこ」プロジェクトの一環での特集記事。

特集の印象を一言で言うと、とにかく隙がないこと。

記事の内容をみると、アラサー女子座談会から始まり、ライフプラン、結婚した具体例、既婚男女のぶっちゃけトーク、ブックガイドまで完備。具体的な結婚カップルなんて再会スピード婚、アプリ婚(omiaiでした)、国際結婚なんてのは序の口で、年の差婚、お見合い婚、戦略婚(?)、同性婚などもとりあげ、何なら結婚できなかった場合に備えて「『結婚しなくてもいい』という人生だって楽しい!」という記事まで盛り込む隙のなさ。とにかく全方位に目配せしている事がよくわかります。

  • 「とりあえず働け」というブレないメッセージ

普通、ここまでいろいろな内容を盛り込んでしまうと、特集として何をやりたいのかわからなくなってしまうもの。

ですが、この特集のメッセージは極めて明快。

それは「とりあえず働け」というもの。もちろんここに登場している人たちの職業は全員、「プレス」「PR」などの女性誌におけるキラキラ職業。

座談会などでも「結婚しても仕事は続けたい…73%」といったアンケートまで出して仕事を続けることを推奨。まるでこの特集の世界観では専業主婦という概念はなく、全員が仕事している/結婚しても仕事を続けている前提で話が進んでいきます。

  • 「隙がない、ゆえにうさんくさい」

確かに、夫婦共働きでダブルインカムだったら生活はずいぶん楽でしょうし、少子化云々という以前に生活できない人だって多いことを考えると、読者の平均年収が400万を超えているという(特集より)Oggi読者であれば、仕事が嫌で結婚したら早く辞めたいという人もあまりいないのでしょう。

そもそも「しごとなでしこ」の一環だから仕事が嫌だと思っている人なんていないという前提で話を進める事は全く問題ないと思います。

つまり、正論すぎるぐらい正論なのです。

確かに共働きはいいことだし、家事を分担することはいいことです。

ただ、あまりに正しすぎるがゆえに、この考え方は否定できないドグマになってしまっているのではないのでしょうか。そして、婚活において「自分の仕事を応援してくれる人(同じ主義主張の持ち主)であること」という結構高めのハードルを置いてしまっているのではないのでしょうか。

そう、この特集を読んでどうしても考えてしまうのは、別に仕事をするかしないかって本人とその家族が決めればいいんじゃないかってことなのです。

 

Oggi (オッジ) 2016年 6月号 [雑誌]

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「いい人がいれば」をやめれば婚活は上手くいく―婚活では「意欲」が大事―

婚活しようか考えているような20代後半以上の方であれば「結婚まだしないの?」「誰かいないの?」といった形で巧妙な形でプレッシャーを受けたことはしばしばあると思います。

ですが、そんな時に「いい人がいれば…」なんて返答していないでしょうか。

この言葉、婚活では絶対禁句のワードのひとつ。

私は婚活を成功させるにはまず「いい人がいれば」というのやめる必要があると考えています。

そんな重要な「いい人がいれば」について今回は考えてみたいと思います。

  • 「いい人がいれば」は飲み会における「行けたらいくよー♪」と同じ

さて、「いい人がいれば」という言葉。どんな意味なのでしょうか。

普通に考えれば「いい人がいれば結婚したい」というものですが、以下のような特徴があります。

(1)「婚活すべきかどうか」の判断を他人に任せている

(2)「いい人がいれば」と微妙に理想を捨てきっていない

(3)とはいえそれほど婚活に乗り気ではない

順に見ていきましょう。

(1)「婚活すべきかどうか」の判断を他人に任せている:

そもそも結婚したいのであれば「結婚したいから紹介してほしい」となるはずで、結婚したくなければ「しばらく結婚しないつもりだ」と回答すれば良いはず。

つまり、「いい人がいれば」というのは、判断を先延ばしにしているニュアンスがあります。もちろん、この返答の前提として、

「いい人がいれば結婚したい」⇒「じゃあ紹介するよ」という話の流れを期待しているという事はありますが、それにしたって相手がお膳立てしてくれるのを待っているという意味で受け身にしてしまっています。

 (2)「いい人がいれば」と微妙に理想を捨てきっていない:

「いい人がいれば」の「いい人」の部分についてです。「いい人がいれば」ということは「悪い人」しかいなければ当然話を断るということになります。

例えば先ほどの前提、「いい人がいれば結婚したい」⇒「じゃあ紹介するよ」となった場合に、実際紹介された人が良くなければ断るという事が可能になるわけです。

つまり、「いい人がいれば」というのは、相手におぜん立てさせておきながら自分の理想は下げない、相手を選びたいという発想が見え隠れします。

(3)とはいえそれほど婚活に乗り気ではない:

「いい人がいれば」という言葉の特徴として、具体的な行動に結びつかないという事が挙げられます。そもそも、「いい人がいれば」という言葉自体に「結婚できない(結婚しようとしない)のは結果としていい人がいなかったせいなので私のせいではない」という言い訳が見え隠れしており、こう言う人が実は大して婚活に対して乗り気ではないというのがわかります。

では例えばここで「いい人がいない」⇒「じゃあ〇〇(婚活サービス名)やってみれば?」と聞いた場合、「え~でも〇〇が▲▲で××だからさぁ…(以下略)」と果てしない言い訳が続くワケです。

 

これに非常に近い概念に飲み会などにおける「行けたら行くよー♪」というものがあります。「行けたら行くよー♪」の害悪についてはこちらのブログに余すところなく記載をされています。

blog.goo.ne.jp

 

  • 婚活で何よりも重要なのは意欲である

では、どうして「いい人がいれば」が婚活における絶対禁句ワードなのでしょうか。

先ほども書きましたが「いい人がいれば」という発言の根底には、自分では他人におぜん立てをしてもらったうえ(自分では動かない)で、相手を選びたい/値踏みしたいという考えがあります。

つまり、「何としてでも結婚相手を見つけたい」という意欲がなく、自分で決断できないという事になります。

「結婚して暖かな家庭を作りたい」

「カワイくて俺に従順な嫁を迎えたい」

「結婚して専業主婦で夫に寄生しまくるゾ」

「目指せミセスオーガニックさん」

理由はなんでもいいのですが、彼らには(その是非はともかくとして)結婚したいという強いニーズがあります。

それに比べて、「いい人がいれば」と言うような人はその意思自体が極めて弱いのです。

で、結婚する意志が弱いという事は2つの意味で問題があります。

まず一つとしては、結婚する際に優先する要素が明確ではないこと。

これは周りによるおぜん立てを待っているので、そもそも要素を明確にする必要がないという事になります。

そして、もう一つは、「婚活疲れ」に代表されるような婚活失敗による心理的負担を受けやすいことです。つまり、婚活が上手くいかなければすぐに活動をやめてしまう。

婚活の特徴は、ものすごく多くの人の中から相手を選べること。これは同時に自分自身もものすごく多くの人間の中から選ばれるという事です。

自分自身が値踏みされるという事は大きなストレスになります。

「結婚したい」という意思がないという事はそのストレスに耐えられないという事を意味します。

  • 「いい人がいれば」をやめてみよう!

もちろん、結婚に関する話題を早く終わらせたい、体のいい断り文句として「いい人がいれば」を使っている人もいるでしょう。

でも、結婚したい/婚活しようかと思っている人であれば「いい人がいれば」という他人任せをすぐにやめることです。

選び、選ばれるという婚活には本質的に大きなストレスがかかります。

だからこそ「何とかして結婚したい」というあらかじめ意思を持つことが必要なのです。

 

結果を出す男は「飲み会」で何をしているのか?

結果を出す男は「飲み会」で何をしているのか?

 

 

「女性は2人以上産むことが大切」発言で考えるべきこと

大阪市鶴見区の市立茨田北(まったきた)中学校の2月末の全校集会で、

「女性にとって最も大切なことは、こどもを二人以上生むことです。これは仕事でキャリアを積むこと以上に価値があります」

と校長先生が発言した件関して波紋が広がっています。

詳細、どんな事を話しているのかについては、こちら(Web魚拓)に要約が載っており、女性のキャリアの多様性を無視しているという事で絶賛批判の的ですが、

婚活的にはもっと気になる点があります。

  • 「女性は2人以上産むことが大切」とセットで気になる「子育ては、必ず夫婦で助け合いながらするもの」

該当の発言を引用します。

今から日本の将来にとって、とても大事な話をします。特に女子の人は、まず顔を上げて良く聴いてください。

女性にとって最も大切なことは、こどもを二人以上生むことです。これは仕事でキャリアを積むこと以上に価値があります。

なぜなら、こどもが生まれなくなると、日本の国がなくなってしまうからです。しかも、女性しか、こどもを産むことができません。男性には不可能なことです。

 

「女性が、こどもを二人以上産み、育て上げると、無料で国立大学の望む学部を能力に応じて入学し、卒業できる権利を与えたら良い」と言った人がいますが、私も賛成です。子育てのあと、大学で学び医師や弁護士、学校の先生、看護師などの専門職に就けば良いのです。子育ては、それ程価値のあることなのです。

 

もし、体の具合で、こどもに恵まれない人、結婚しない人も、親に恵まれないこどもを里親になって育てることはできます。

次に男子の人も特に良く聴いてください。子育ては、必ず夫婦で助け合いながらするものです。女性だけの仕事ではありません。

 

人として育ててもらった以上、何らかの形で子育てをすることが、親に対する恩返しです。
子育てをしたら、それで終わりではありません。その後、勉強をいつでも再開できるよう、中学生の間にしっかり勉強しておくことです。少子化を防ぐことは、日本の未来を左右します。

 

学校日記(「全校集会 朝礼講話 要旨(2016-03-12)」より引用。読みやすくするため改行)

この内容の問題になっているのが、前段の部分ですが、自分が気になるのは以下の部分です。

もし、体の具合で、こどもに恵まれない人、結婚しない人も、親に恵まれないこどもを里親になって育てることはできます。

次に男子の人も特に良く聴いてください。子育ては、必ず夫婦で助け合いながらするものです。女性だけの仕事ではありません。

前段の「女性は2人以上産むことが大切」と合わせて考えると、どうやら、この校長先生は、「体の具合で、こどもに恵まれない人」とあるように、(やむを得ない事情を除けば)結婚できるやつはして子供を作れと思っているようです。

要するに「少子化対策=子供を産ませる=結婚させる」という図式です。

 

  • 少子化対策」とセットである限り婚活は強制され続ける

ただ、こうした考えをしている人は結構多くいます。

婚活業界の人と話していると、こんなような「少子化対策のために婚活が必要」なんてことをおっしゃる人も多くいますし、事実、少子化対策の一環として、婚活パーティや婚活サポーターの育成などの事業が行われています。一時期「税金で婚活パーティ」などと批判されましたが、今年(平成28年度)も約5億円の予算が付けられています。

婚活業界が業界を挙げて錦の御旗としているのが「少子化対策」と「地域振興」ですからある意味仕方がないことなのかもしれません。

でも、「少子化対策」と「地域振興」の解決を目的としている限り、「婚活は30歳過ぎて結婚相手が見つからなかったら必ずやるもの」だとされ続けるでしょう。

これにはメリットとデメリットがあります。

少子化対策は国の喫緊の課題ですから、当然国が率先して補助すべきものになるでしょう。つまり、補助金も支給され、国のお墨付きがつく。これがメリット。

一方で、少子化対策の一環として婚活をしなければならないのだとしたら、先の校長先生のような発言は一定の説得力を持つことになるはずで、彼の発言を批判するいわれはないことになります。

そして、その先にあるのは結婚したくなくても無理やり婚活しないといけないという社会の到来です。

 

  • 「結婚する/しない」の自由は婚活の自由市場を支える根本

そもそも、婚活とは結婚する「時期」と「相手」の自由化でした。

つまり、結婚を望んだ人がいつでも、自由に相手を見つけられる。

これが婚活の理想だったはずです。

婚活市場というオープンな市場が整備されたことによって、この自由化はある程度成功したといえるでしょう。

こうしたオープンな婚活市場を成り立たせている最も重要な要素が、婚活する/しないの選択は本人次第だということです。

なぜなら、婚活を「みながしなければならない」ものだとした瞬間、「理想の相手が見つからない」「結婚相手が見つからない」「婚活で疲れる」といった、婚活自体が持つ矛盾をサービス提供側が一手に引き受けなければならなくなるからです。

そして、これらを100%解決することなどどだい無理。

婚活という産業が今後も発展していくためには、婚活をするかしないかは(本音はともかくとして)あくまでその人の自由であるという建前は絶対に崩すべきではないでしょう。

ちなみに、国立社会保障・人口問題研究所が実施した「第14回出生動向基本調査結婚と出産に関する全国調査(夫婦調査)」(2011年)によれば、夫婦がほしい理想の子どもの数は2.42人。だが、それが実現できない理由の66.9%が「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」とのことです。

 

少子社会日本―もうひとつの格差のゆくえ (岩波新書)

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実践編3:match.com編

婚活サービス実践レポートNo.001:match.com(マッチドットコム)

  • 概略

最終確認時期:2016年1月

サービス分類:ネット婚活サービス(ポータルサイト系)

仕様端末:PC、スマホ

料金:月額¥1750円~

男女費用差:なし

サクラ遭遇経験:あり

概要:

アメリカ、ナスダック市場の上場企業であるIAC/InterActiveCorpのグループ企業、Match.com, L.L.C.が運営するネット婚活(オンラインデーティング)サイト。1995年にアメリカでのサービスを開始、以来24カ国、15言語でサービスを行っている。

日本では2002年に上陸。以後、2011年11月には日本での会員数が157万人を突破した。

  • 詳細費用/機能比較

Match.comには会員区分が2種類ある。無料会員と有料会員で、有料会員にはさらに基本プランと機能が拡張されているバンドルプランとがある。有料会員に男女の料金の差はない。

無料会員はプロフィールの作成・公開や会員の検索、ウィンク機能などは利用可能だが、メールのやり取りはできない。有料会員はメールの送受信や「足あと」機能の利用が可能になる。バンドルプランの場合、これにさらにメール開封確認、第一印象、プロフィール・ハイライトの機能を追加している。

会員登録には、3ヶ月、6か月、12か月があり、長期間の契約であればあるほどひと月あたりの単価は安くなる。また、「恋が始まる保証」というプランもあり、6ヶ月プラン契約時に恋人が見つけられなかった場合は、その後の6ヶ月間を無償でサービスを延長できる(条件あり)。

  • 短評・使用感

Match.comの最大の特徴は、ソネットやgooなどのポータルサイトと連携した婚活サイトとして導線が確保されていることである。Yahoo!パートナーズやexcite恋愛結婚などと同様で、以前は非常に大きな導線として機能しており、ネット婚活サイトの代表格ともいえる。一方で近年はスマホアプリの配信などによる新しい導線も確保しようとしている。

サイト内でお相手のA/Bテスト(より好みの異性を選ばせる)などの仕組みを用意していたり、お相手のプロフィール内で自分の希望と同じ箇所にはハイライトが入ったり、写真にコメントできたりと細かい部分ではあるが利用者にとっては使いやすい仕組みが用意されている。

一方で、写真は基本アップロードが前提で、無料会員でできることは少なく、基本的には課金が必要になる。

実際に利用してみると3ヶ月以内でお相手とマッチングすることも多く、入会後2~3ヶ月で会員データベースが入れ替わっているイメージ。12か月は明らかに長期契約しすぎで、3ヶ月もしくは6か月で契約するのが基本戦略と思われる。

ネット婚活サービスの特徴はマッチングしてから実際会うまでの期間が長いことだが、Match.comも例外ではなく実際会うまではマメに返信をする必要がある。

  • 向いている人

・やり取りする前に必ずお相手の顔を知りたい人

・海外在住の方と知り合いたい方

・ある程度マメな方

 

 

理論編3:知らないでは済まされない、婚活をする3つの理由

今回は婚活というか、結婚する際の3つの理由について考えてみたいと思います。

  • 「名誉」「安定」「転機」婚活をするための3つの理由

ターン制ストラテジーゲームの世界的ヒットシリーズであるCivilizationシリーズ。

この最新ナンバリングタイトルであるCivilizationⅤでは、文明の発展に伴って「自由」「秩序」「独裁政治」という「思想」を選択できるようになります。

これらはそれぞれ「自由主義」「社会主義」「全体主義」がモチーフになっているわけですが、婚活をする理由というのも同じように大きくわけて3つに分類できます。

すなわち、「名誉」「安定」「転機」です。

では「名誉」「安定」「転機」というのはそれぞれどういう意味なんでしょうか。

「名誉」とは、結婚することに社会的・経済的ステータスを求める事

「安定」とは、結婚することに社会的・経済的な安定を求める事

「転機」とは、結婚することに社会的・経済的なキャリアチェンジの機会を求める事

 

ごく簡単に言えば、

「名誉」とは、結婚相手のルックスや年齢、年収を重視

「安定」とは、結婚相手の職種や家柄、性格を重視

「転機」とは、結婚相手の住所や職種のレアさ、「結婚することによる自分の変化」を重視

 

という事になります。

  • 重視する要素よって、相手や参加するサービスも変わる

もう少し具体的に見てみましょう。

例えば、『ナイナイのお見合い大作戦!』という婚活番組が不定的に放送されています。

www.tbs.co.jp

要は、嫁不足に悩む地方自治体に婚活ツアーを行うというもの。この手の番組は昔から放送されていましたが、最近では結構な美人が参加していたりしています。

でも、なんでそんなものすごい田舎に行ってまで結婚するんだと思わないでしょうか。田舎に行くということは、職場や人間関係もすべて変えるという事になります。

そう考えると、彼女たちにとっては結婚とは、安定や名誉というよりも、自分の人生を変える転機なのだという事がよくわかります。

つまり「転機」です。

 多くの人にとって婚活は「なんとなくはじめてみるか」とはじめるもので、それほど強い動機があるものではありません。婚活を始めていくうちに自分が何を重視するのかが見えてきます。

「子供がほしいから30歳以下の女性としか付き合いたくない『名誉』男性」

「自分は無職だから誰かに養ってほしい自称イクメン『安定』男性」

自衛隊婚活や離島や過疎地の婚活に参加しまくる『転機』女性」

といった具合に、何を重視するかによって、相手に求める要素や参加するサービスも変わってくることがわかるでしょう。

  • 「勘違い婚活おばさん」はなぜ妥協しないのか

ネット界隈で常に批判にさらされる存在として「勘違い婚活おばさん*1」がいます。

要するに「『夫の希望年収1,000万円もしくは公務員、イケメン、親の介護なし』だけど自分は40代ニート」みたいな婚活をしている人で、ネットなどではよくその勘違いぶりを叩かれることが多いのですが、彼女たちにとっては、婚活とはまず一番に「名誉」つまり、社会的・経済的ステータスを求めているものだという事になります。

ここでやっかいなのが、一度決めた自分の「主義」はそう簡単に変えることができないことです。

なぜなら、それまでにやってきたことすべてがムダになるから。

人間、誰しも30や40にもなって「いままで自分がやってきたことはすべてムダだったから明日から別の生き方をしよう」と言われて、生き方を変えられるほど器用ではありません。

勘違い婚活おばさんにとっては、若いときに自分が決めた「名誉」という自分の主義をそう簡単に捨てられないのです。

ちょうど、ソビエト連邦がどれだけ時代遅れになろうが社会主義という自分たちの主義を捨てられなかったように・・・。

だからこそ、彼女たちはネット上でどれだけバカにされようと今日も女子会で嘆くのです。

「どっかに年収1,000万円もしくは公務員、イケメン、親の介護なしの男いないかしら」

と。

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*1:「勘違い婚活おばさん」は頻繁に取り上げられるものの「勘違い婚活おじさん」が取り上げられる事が少ないことについてはまた別の機会に改めたいと思います

実践編2:ネット婚活サイトに登録したらまず検討すべき5つのこと

実践編2回目。今回からは、ネット婚活サイトの具体的な攻略法を検討したいと思います。中でも比較的利用者が多い(と思われる)match.com、Yahoo!パートナー、excite恋愛結婚に代表される、ポータルサイト内のサービスとして運営されているネット婚活サイトの攻略法を検討してみます。

  • 何か月プランで契約すべきか

 ポータルサイト系のネット婚活サービスの特徴は「月●円で使い放題」という月額課金であることです。ここが「プロフ見るなら●円」「メール送るには●円」といった従量課金制のサービスと違うところです。

月額課金制ですので、当たり前ですが、まとめてお金を払った方が月々の金額はお得になります。では、値引き幅が大きいのでまとめて長期間契約した方が良いのでしょうか。

ネット婚活の場合、メールを送れる人数は一見、無制限なので長期で契約した方が良いように思えます。ですが、実はメールを送れる異性は実質的には制限されています。

ネット婚活では、毎日多くの人がサイトに登録していますが、一方で多くの人がサイトを退会したり、退会はしないものの使う気をなくす(俗に言う幽霊化です)などしています。つまり、ある条件のもとでメールを送れる人数は実際は上限があり、全員に送ってしまうと、登録者が入れ替わることを待つしかなくなり、当然その間の費用はムダという事になります。

同じ費用をかけるのであれば、別のサイトに登録した方が良い場合も多々あることは肝に銘じておくべきでしょう。

  • プロフィール欄で絶対NGな「●●な人はメール送らないでください」

女性で特に多いのがプロフィール欄に「●●な人はメール送らないでください」とわざわざ書く人。恐らくですが、そういう人とやり取りして嫌な気持ちになったからだと思われますが、これは百害あって一利なし。

他の人からみると単に自意識過剰な「イタい人」だと思われてしまいます。

プロフィール欄ではあまりマイナスなことは書かない方が良いでしょう。

  • メールどうやって送る?/どうやって返す?

ネット婚活での最大の関門がメールのやり取りです。ここが上手くいくかによってネット婚活の成功率は大きく変わるといっても過言ではありません。

男性がまず避けるべきなのは「誰とどんなやり取りをしていたのかわからなくなる」「全員同じ内容で送っているのがバレる」こと。

オススメなのは「1日●通」と決めてメールを送る方法です。

私の場合は「1日1通」は必ず新規でメールをしていました。こうすることで、やりとりの進捗管理がしやすくなるのと、それなりに時間をかけて文面を書くことができる点です。

女性の場合は、特に登録したばかりの頃はかなりの数のメールが来るので、誰に返信するかのほうが重要になってきます。ここで重要になるのは、返信でも優先順位を付けることです。誰でも同じように対応していると多くの場合やり取りが膨大になりすぎて破たんする可能性が高まります。自分にとって優先度の高い人から優先してメールを返信するようにしましょう。

  • あまりにも綺麗すぎる写真には業者の可能性が

ネット婚活でもう一つ重要なのが写真。

顔写真のアップを載せるか、風景写真を載せるかなど悩みは多いですが、写真の場合、人によって受け取り方が異なります。顔写真が確認できなければメール返信しないという人もいれば、顔写真ばかりアップする人は自意識過剰だから避けるという人も。

多くのサイトでは、写真を複数登録できるので、いろいろな写真をアップしておくべきでしょう。

写真の登録の際に一つ注意すべきなのは、あまりに綺麗な写真や、プロのカメラマンに撮影してもらったような写真の場合、業者アカウントと勘違いされる可能性がある点です。いわゆる業者アカウントの場合、異様に写真写りの良いものを使っていることも多いため、混同されないようにするためにも、そうした写真はアップしない方が無難でしょう。

  • 同時並行は最大何人まで?

効率とスピードが重要なネット婚活では、メール等のやり取りも同時並行で何人もと一緒に行わざるを得ないことがほとんどです。

では、最大何人まで同時並行でやり取りしても良いのでしょうか。

これはもちろん、やる気とスキル次第ですが、良くありがちなのは第一希望以下の人を「仕事が忙しくなった」等なにか理由をつけて数週間放置すること。

これはほとんどの場合、後になって連絡しても上手くいかないことの方が多いです。

よって、並行でやり取りをするのはOKですが、放置すればするほどキープできる可能性は下がることは認識しておきましょう。

先ほどのメールの件も合わせて考えると、ある程度時間差を付けながら、異性をやり取りしたほうが結果として成功する確率は高まると思われます。

 

次回からは、個別サービスの概要を解説していきます。 

最速☆婚活卒業マニュアル?ネット婚で人生大逆転!?

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婚活特集レビュー:「36歳女子は「28歳バツイチ子持ち」にすら負ける」にゾッとする『InRed』3月号

2016年2月5日(金)発売の女性ファッション誌『InRed』3月号(宝島社)では、「30代婚活女子のゾッとする市場価値」と題して婚活が特集されておりました。

InRed』といえば「30代のよくばり女子のためのファッション誌」なわけですが、どんな特集だったのでしょうか。さっそくレビューしてみましょう。

  • 「28歳バツイチ子持ち」に負ける36歳女子

タイトルにもあるように、今回の婚活特集は30代向け。それゆえ内容もかなり辛口です。

ページを広げるといきなり飛び込んでくるのは

自分を過大評価するな!

相手を過小評価しすぎ!

白馬の王子様はいません!

という森川友義・早稲田大学国際教養学部教授の言葉。いきなり冷や水を浴びせられます。続いては、『普通のダンナがなぜ見つからない?』の西口敦氏によるQ&A、楽天オーネットの婚活アドバイザーによる、婚活指南と続きます。

ここでびっくりするのが、「現状では決して超えられない35歳の壁」と題して、

28歳子持ちバツイチと36歳未婚ではバツイチの勝ち

29歳平凡顔と38歳超美人では平凡顔の勝ち

なんていうエグい内容を実況中継していること。

全体的にこの特集、かなり辛口かつマーケティング視点な現状分析が特徴です。

  • 「男に媚びろ」「理想を下げろ」な解決策

では、婚活において30代女子はどうすれば良いのでしょうか。

特集内で提唱されているのが、「男に好かれるような人になれ」「理想を下げろ」という2点です。

西口敦氏によれば、「女磨きよりも男性の好きな女性になりましょう!」ということで、多少ベタでも癒し系で男性が求める女性を演じた方が上手くいくとのこと。

また、今回は婚活成功者4人が登場しましたが4人中3人が「(理想の)間口を広げた」「理想を下げた」「タイプを変えた」などと発言。30代の婚活の厳しさがうかがい知れる内容になっていました。

  • 「それができれば苦労しないよ!」と心が叫びたがってるんだ

ですが、ここで問題になるのがそもそも30代にもなって「理想を下げる」「男に好かれる女になる」なんてことが可能なのでしょうか。

「理想を下げる」というのはそれこそありとあらゆる婚活論者が言っていますが、それをするには相当の試行錯誤が必要であるのは言うまでもありません。

婚活、というシステム自体に「自分を変える」「人生の逆転打を打つ」要素がある以上、それを捨てろというのは並大抵の努力では不可能。

婚活市場で自分の市場価値のなさを痛感しまくらないと無理なんです。

で、それをしてでも結婚したい、という思いが果たしてあるのか疑問です。

同じように、例えばですが、キラキラ女子は最初から「男に好かれる女になる」ために努力して男をゲットすべく行動を重ねているわけですが、『InRed』を読む独身女性のようなある意味、普通の女性がそんな事できるんでしょうか。

そう、「それができれば苦労しないよ!」という事なんです。

InRed』という雑誌をみて思うのは、子育てをしっかりやりたいのか、仕事をバリバリやりたいのか、どっちなんじゃい!という、よく言えば普通、悪く言えばどっちつかずの考え方です。そして、そういう「普通」の人でかつ婚活市場への参加に乗り遅れた人ほど婚活市場では苦戦してしまう。

結局、全てを解決する魔法のような方法は存在しないのだなという事を改めて確認した次第です。 

 

In Red(インレッド) 2016年 03 月号 [雑誌]

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